Saturday, August 29, 2009

Diana Scheunemann





1975年2月11日ドイツ生まれで、スイスで学校教育を受けた。
著名人のポートレート、広告、エディトリアルキャンペーンの分野で活動している。
ニューヨーク

ダイアナ・シューネマンの写真については、サイトに、官能的でエモーショナルな生々しさがあるという解説があり、正にそのとおりの写真なんだけど、検索で見つけた写真関係書籍を扱っているオンライン・ショップ書肆小笠原のシューネマンの写真に関するコメント、

テリー・リチャードソンと、ランキンを足して2で割ったような感じのテイスト。

を加えると更に納得がいくものになる。

Diana Scheunemann
Wikipedia
The Photography Link » Blog Archive » Featured Portfolio, ph. Diana Scheunemann
Diana Scheunemann for Bernstein & Andriulli

Andrea Tucker



Andrea Tucker (アンドレア・タッカー)
カナダのブリティッシュコロンビア州南西部の都市バンクーバー在住の画家。

ダークでエロティックで幻想的な作品を描いている。

Andrea Tucker
MySpace

Dylan Collard




Dylan Collard (ディラン・コラード、ディラン・コラール)
1969年イギリス生まれで、ウェスト・ヨークシャー(West Yorkshire)育ち。
写真家。

元々はバンドを組んで音楽活動をしていたらしい。6年ほど続いた音楽活動の中で写真に新たな自分の道を見つけ、大学へ通い始めた。
卒業後はCarl Warner、Alan Mahon、Adam Hinton、Nadav Kanderといった写真家のアシスタントを経験。5年後に発注を受けて写真を撮影するようになった。

2枚目は"Fallen Heroes"というシリーズに含まれている作品。ここで選ばれているのは清掃人となったワンダーウーマンである。

Dylan Collard - photographer
ZOOM

Valérie Favre




Valérie Favre (Valerie Favre、バレリー・ファーブル、バレリイ・ファーブル)
1959年スイスのEvilard生まれ。
2006年以降は、ベルリンを拠点に活動しており、ベルリン芸術大学の美術学部で油絵の教授として教鞭をとっている。

多分寓意が込められた作品を描いているのだろうが、どうもよく分からない。
長い耳はウサミミなんだろうか?

valérie favre
Galerie Barbara Thumm

Agata Stoińska (Agata Stoinska)



Agata Stoińska (Agata Stoinska)
ポーランド出身の写真家。

2003年にアイルランド(Ireland)にやってきたそうで、ダブリン(Dublin)を拠点に活動している。
2007年4月には自身のスタジオStudio 16.5をダブリン中心部に開いた。
また、ワルシャワでポーランド映画のスチール撮影にも携わっていて、今回ポストした作品の3枚目がMagdalena Piekorzが監督した2008年公開の映画"Senność"スチール写真。

Senność

ポストした作品の一枚目はIrish Brides誌に掲載されたシリーズから選択。
2枚目は"Mirror"というシリーズの中の1枚。
どちらもどことなく幻想的。

Agata Stoińska PHOTOGRAPHY
Px3- Photo Competition-detail
Verity Magazine - Photo News
filmpolski.pl: SENNOŚĆ - galeria

Beatrice Billard




Beatrice Billard (ベアトリス・ビラード)
フランス生まれ。
イギリスでフランス語を教えていたが、1997年にワシントン州シアトルへ移った。
イラストレーター。

淡い色彩でかわいらしい子供たちの世界を描いている。
しかし全体的に寒色系なので子供たちはみなどこか淋しげに見える。

beatrice billard illustration & fine art
Beatrice Billard

Jeongmee Yoon - Pink Project -




Jeongmee Yoon (ユン・ジョンミ)
1969年韓国のソウル生まれ。
写真家。

ピンクの小物や生活用品で溢れかえった自室でご満悦の少女たちを撮影した"Pink Project"とブルーの小物や生活用品で溢れかえった自室でご満悦の少年たちを撮影した"Blue Project"。
ユン・ジョンミがこのプロジェクトのために用意したセット(部屋や小物など)というのだはなくて、実際にこういった環境で生活している子供たちがいるということらしい。シリーズを最初に見たときに比べ、撮影対象がかなり増えているということに驚いた。
このシリーズについては壮観と言いたいところなんだけど、どうしてもこの子たちの親は何を考えているんだ?という方向に思いがいってしまう。子供のおねだりにニコニコしながら望みのものを買い与えているんだろうなあなんてね。撮影者のユン・ジョンミと撮影される子供たちとその両親の間のシリーズに対する認識は多分180度違っているはずで、ユン・ジョンミも人が悪いなあと思う。


Education:
2006 MFA, School of Visual Arts, New York, NY
1999 MFA, Hong-Ik University, South Korea
1992 BFA, College of Fine Arts, Seoul National University, South Korea


JeongMee Yoon's official website
Jeongmee Yoon

Thursday, August 27, 2009

Melodie McDaniel × Valentine Fillol-Cordier - Strawberry Fields -





Melodie McDaniel (メロディ・マクダニエル)
still life, celebrity, and advertising photographer and film director.

ヨーロッパ中を旅してまわり、イスラエルに行き、キブツで生活した後に、メロディ・マクダニエル(Melodie McDaniel)はアート・センター・カレッジ・オブ・デザイン(Art Center School of Design)で写真を学んだ。

メロディがプロになって最初に担当した仕事はスザンヌ・ヴェガのアルバムのアートワーク。検索してみたら1992年のアルバム"99.9F°"がそれだった。憶えてるなこのジャケ。この仕事の評判がよかったらしく、以後スマッシング・パンプキンズ(The Smashing Pumpkins)、マジー・スター(Mazzy Star)、キャット・パワー(Cat Power)、ファレル(Pharrell)、リリー・アレン(Lily Allen)といったミュージシャンのアートワークに関わっていくことになる。マジー・スターのアルバムはもしかして"She Hangs Brightly"の担当だったのかな?と思い調べてみたが、リリースされたのが1990年だった。まだこの業界に入る前のアルバムじゃ担当のしようがない。このアルバムのジャケ写好きなんだよね。

その後PVの監督も引き受けるようになり、アニー・レノックス(Annie Lennox)、ブロンド・レッドヘッド(Blonde Redhead)、パティ・スミス(Patti Smith)、マドンナ(Madonna)といった人たちのPVを監督。


Valentine Fillol-Cordier (ヴァランティーヌ・フィヨル=コルディエ)
1984年8月生まれ、フランスのパリ出身のファッションモデル


Magazine: US Elle
Issue: June 2008
Title: Strawberry Fields
Photographer: Melodie McDaniel
Model: Valentine Fillol-Cordier
Stylist: Christopher Niquet


Melodie McDaniel
Wikipedia - Melodie McDaniel
F a s h i o n ::: V i c t i m s - Valentine Fillol-Cordier by Melodie McDaniel for Elle June 2008

Abetz/Drescher




Abetz/Drescher ()
1970年にドイツのデュッセルドルフ (Düsseldorf) で生まれた Maike Abetz (マイケ・) と1969年にドイツのエッセン(Essen) で生まれた Oliver Drescher (オリバー・ドレシャー) が組んだデュオのイラストレーター。
現在はベルリンで活動している。

60年代末期のロック幻想をそのまま抱え込んだような作品を描いているんだけど、世代的にはどう考えてもノイエ・ドイッチェ・ヴェレの人たち。思春期にはアインシュテュルツェンデ・ノイバウテンやDAFやニナ・ハーゲンといったトンガリまくったミュージシャンたちがいたはずで、そういった人たちや時代をモチーフにした作品も制作してくれないかな。

ポストしたのは、

"Der Schlüssel Zur Architectur Von Heute" (2008)
"Brave New World" (2007)
"Counterblast" (2008)

の3点。

Galerie Suzanne Tarasieve - Abetz&Drescher
Goff + Rosenthal - Artist Galleries - Abetz/Drescher
Abetz/Drescher (Artist) in New York, NY (New York) from Re-title.com

Sara Molinaroli



Sara Molinaroli (サラ・モリナロリ)
1981年にイタリア北部の小さな田舎町で生まれた。
グラフィックデザイナー、イラストレーター。

Sara Molinaroliの作品を言い表すのに一番近いのはサイケって言葉なんだろうけど、なんか違うような気がして、サイケだよねとは言い辛い。

MySpace

Tomer Hanuka



Tomer Hanuka (トマー・ハヌカ)
1974年イスラエルのテルアビブの郊外で生まれた。
イラストレーター。

2002年、イスラエル軍での3年間の軍役を終えた後にニューヨークへ移住。
上手いなあと思うんだけど、女性や女の子をなかなか単体で描いてくれないのがたまに傷。その代わりスタイリッシュでカッコイイんだけどね。

トマー・ハヌカは兄弟とともに今年の初めに話題になったイスラエルのアニメ映画"Waltz with Bashir"の制作にかかわっている。監督はアリ・フォルマン。戦争のドキュメンタリー映画をフラッシュアニメで製作し、かなりポップな手法が採られているので映像的にはかなりカッコイイ。
カッコイイといっても、監督のアリ・フォルマンの体験をもとにしたドキュメンタリなので内容は軽くは無い。

Waltz with Bashir

この映画のストーリーは、こんな感じである。
1975年に起きたベイルートでの銃撃戦を端に発したレバノン内戦。1982年、当時19歳だったアリ・フォルマンは兵士としてレバノン侵攻に従軍。9月のパレスチナ難民キャンプで起きた大量虐殺事件にも一兵士として関わった。2006年、フォルマンは従軍していた当時の友人に会い、その時に従軍時の記憶が毎晩悪夢となってよみがえるという友人の話を聞く。しかし、当時友人とともにそこにいたはずのフォルマンは、自身の記憶からその間の出来事がすっぽりと抜け落ちていることに気が付き愕然とする。当時あそこで何が起こったのか、失われ、抑圧された記憶とは何なのか、当時の友人たちに会って自身の記憶を掘り起こすためにフォルマンは旅をする。

動画サイトで漁ればこの映画のトレーラーや監督へのインタビュを見つけることができる。

Hanuka, Tomer
tropical toxic
T. Hanuka art prints
Wikipedia

Amy Morken




Amy Morken (エイミー・モーケン)
1976年カナダ (Canada) のトロント (Toronto) 生まれのミクストメディアアーティスト。
現在はニューヨークで活動している。

エイミー・モーケン(Amy Morken)の作品は多分アウトサイダーアートという位置付けなのではないかと思うが、獣と化したビキニ姿の女の子の生態を、鉛筆と色鉛筆、パステル、油絵を使ってカラフルに、ユーモラスに、グロテスクに描かく。

サイトが出来てた。

a m y m o r k e n
Wikipedia

John Kleckner



John Kleckner (ジョン・クルックナー)
1978年生まれ。
ニューヨークを拠点にしている画家。

The Saatchi Galleryの解説がいきなり、芸術史からイメージを万引きしてという一文で始まっていて笑ってしまった。引用でもなく、盗用でもなく、搾取でもなく、再構築でもなく、万引き。
主な万引き先はラファエル前派ということらしく、肖像画法、神話と植物といった時間を超越した主題を巨匠の作品からの伝統を意識しつつ自分の作品に作り変えていくのだそうだ。

Wikipedia
John KLECKNER Selected Works / Peres Projects
John Kleckner - Artwork - The Saatchi Gallery

Michael Alan



Michael Alan (マイケル・アレン)
ニューヨークのブルックリンを拠点に活動しているアーティスト。

単色の過剰に描きこまれたドローイングやエッチングが好みなので、できればそういった作品をもっと制作して欲しい。

Michael Alan
Artist File Online

Brian Edwards - Natural Beauty -




Brian Edwards (ブライアン・エドワーズ)
シアトル出身のフォトグラファ。

90年代初期に夢を求めてニューヨークにやって来た。
その夢というのが掘削師(たぶん)で、しばらく仕事を続けてみたものの殺人的な忙しさに嫌気が差し、ファッションフォトグラファへと転進。

アメリカズ・ネクスト・トップモデル(America's Next Top Model)というオーディション番組に参加したモデル志望の少女たちはプロのモデルのように実際に撮影をされる。撮影するのももちろんプロのフォトグラファ。ポストしたこの"Natural Beauty"も、番組内の企画で撮影されたもの。
『妖怪巨大女 "Attack of the 50 Foot Woman"』 を髣髴させるこのシリーズ、お気に入りのイメージは巨大少女をテーマにしたエントリで使用する予定なので、ちょっと地味なチョイスとなってしまった。

Brian Edwards
Flickr: Archive of topmodel_d's uploads to Flickr on 3rd October 2008

Yelena Yemchuk × Natasha Vojnovic





Yelena Yemchuk (エレナ・エムチュク)
ウクライナのキエフ生まれ。
十代の頃家族と共に渡米。以後ニューヨークのブルックリンを生活の拠点にしている。
スマパンのビリー・コーガンと
ファッションフォトグラファ、画家、映画監督。

Natasha Vojnovic (ナターシャ・ヴォジョノヴィッチ)
1979年8月28日ボスニア・ヘルツェゴビナ(Bosna i Hercegovina、Bosnia and Herzegovina)北部の都市ブルチコ(Brčko)で生まれる。
ファッションモデル。

1992年、12歳の時に、連邦国家であったユーゴスラビア社会主義連邦共和国が民族間の軋轢から内戦が勃発し、ナターシャ・ヴォジョノヴィッチは一時難民となった。
ちなみにロストヴァージンは15の時だそうである(そんな情報どこから仕入れてきたんだ?)。


Magazine: i-D
Issue: No. 261
Title:
Photographer: Yelena Yemchuk
Model: Natasha Vojnovic


the Fashion Spot - View Single Post - Yelena Yemchuk - Photographer / Director

Wednesday, August 26, 2009

Yelena Yemchuk × Milana Bogolepova (Milana Keller) & Sasha Gachulincova - The Nordic Light -





Yelena Yemchuk (エレナ・エムチュク)
ウクライナのキエフ出身のファッションフォトグラファ、画家、映画監督。
十代の頃家族と共にニューヨークのブルックリン移った。

Milana Bogolepova (Милана Боголепова、ミラナ・ボゴレポワ) aka Milana Keller (ミラナ・ケラー)
1986年9月3日ロシア生まれのファッションモデル。
モデルとしてはミラナ・ケラーという名前で活動しているが、本名はミラナ・ボゴレポワである。
ただ、この"The Nordic Light"というエディトリアルに関しては、ミラナ・ボゴレポワ名義になっている(のかどうかは、実際に確認したわけではないので分からない。ウェブ上で最初に情報をまとめた人がミラナ・ボゴレポワにしちゃったという可能性もある)。

Sasha Gachulincova (サラ・)
1991年12月9日スロバキア南西部のニトラ州(Nitriansky kraj)トポルチャニ(Topoľčany)生まれのファッションモデル。
エリートモデルルック2005で準優勝を果たした。

Magazine: Vogue Nippon
Issue: October 2006
Title: The Nordic Light
Photographer: Yelena Yemchuk
Model: Milana Bogolepova & Sasha Gachulincova


"they speak me the truth" | Yelena Yemchuk Website
ru_glamour: Milana Bogolepova & Sasha Gachulincova by Yelena Yemchuk for Vogue Nippon October 2006
The Great Book of Fairy Tales: The Nordic Light