Thursday, July 08, 2010

trachoma pannus keratitis, 1916


1916年に撮影されたトラコーマパンヌス角膜炎の少女の肖像。

トラコーマとは、Wikipediaによると、

クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)を病原体とする感染症。伝染性の急性および慢性角結膜炎。別名はトラホーム(トラコーマのドイツ語読み)、顆粒性結膜炎、エジプト眼炎。
のことで、
病原菌は結膜上皮細胞内に寄生する。初期には結膜に濾胞や瘢痕を形成したり、乳頭増殖したりする。その結果、充血や眼脂が見られる。慢性期には血管新生が見られ、トラコーマパンヌスと呼ばれる状態になる。

その後瘢痕を残し治癒することもあるが、さらに重症となり、上眼瞼が肥厚することがある。その結果睫毛が偏位し、角膜に接触するため、瞬きするたびに角膜を刺激し、角膜潰瘍を引き起こす。そこに重感染が起こることで、失明や非可逆性の病変を残すこととなる。
らしい。

この写真、Suzanne G.の中の人のTumblr、WurzelTumblr® - thousandflowerettes: defixiones: trachoma pannus... にもポストされていた。

Wikipedia - トラコーマ
lilliputrid -

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