Wednesday, September 29, 2010

William Schmidt Online Exhibition Information - Lonesomeville - @ 591 Photography Gallery






William Schmidt (ウイリアム・シュミット) ご本人から、「見て」というタイトルでURLが貼られたメールを頂いた。
現在、591 Photography Gallery というギャラリーで個展を開催しているらしい。
2010年6月19日から2011年3月6日までの開催となっている。
いやに開催期間が長いなと思いつつ、ギャラリーの住所等の情報を調べ始めたのだけど、いくら探しても、検索しても住所に関する情報がない。
しばらく探したところでようやくもしかしてこれオンラインギャラリー?と思い当たり、ここで初めて展示会の内容を読むことに。
読み進んでいくと、最後の方に "this online exhibition" とあった。
探しても見つからないはずだ。
最初に読みなさいって話ではあるのだけど、英文でしょ?後回しにしたいじゃない?
おおっと、途中から愚痴になってしまった。


online exhibition

Lonesomeville
William Schmidt
September 19, 2010 - March 6, 2011

Lonesomeville - William Schmidt
http://mrurbano.jalbum.net/WilliamSchmidt/


ということで、オンラインギャラリーでE. J. べロック (E.J. Bellocq) の写真へのトリビュートがテーマの "Lonesomeville" を拝見した。

"Lonesomeville" はE. J. べロック (E.J. Bellocq) の写真へのトリビュートがテーマとなっているという。
E. J. べロックといえば、ルイ・マルは映画の中に登場させ、マイケル・オンダーチェは小説の中に登場させた伝説的な(って表現、どうも好きになれないが、他の言い回しを思いつかなかった)写真家。
写真の世界では、現存する作品からその撮影技法をジョエル=ピーター・ウィトキン (Joel-Peter Witkin) が学んだという話が有名だろう。
僕はE. J. べロックの写真を最初に見た時その話を知らずにいて、どことは言えないけどウィトキンっぽいなぁと思ったりしたのだが、後でその話を知った時はなるほどと納得した。

ということで、オンラインギャラリーで "Lonesomeville" を拝見した。
以前、べロックについて調べたときに、おおよその人がべロックと被写体の女たちの親密な関係について触れていたことが記憶に残っていて、その関係性はE. J. べロックがとういった人物だったのか、被写体の女性たちはどういった人たちだったのかといったことと大きく関係しているのだけど、当然のことながら、ウイ リアム・シュミットと被写体のモデルたちの間にはE. J. べロックと被写体たちの間の様な関係性はないから、そういった視点で見ちゃうとアレだなと思ってしまうのは、情報によって見方が限定されてしまったことの あらわれなんだろう。


Lonesomeville - William Schmidt
591PhotographyBlog: 591 Exhibition William Schmidt - Lonesomeville

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